白山神社の起源は、1190年(建久元年)、上洛を果たした源頼朝は、鞍馬寺を訪れた際に、行基作と伝わる毘沙門天像二体のうちの一体を賜った。翌年、その毘沙門像を安置するために建立された毘沙門堂が白山神社の始まりだと伝えられている。
鞍馬寺が京の東北の鎮護であることから、鎌倉の東北に当たる今泉の地に安置されたのだという。
白山神社の注連縄は、通常のものとは異なり、1組15本、合計12組180本の足をつけた「ムカデ」に模したもので、毎年1月8日に大注連祭が行われ大注連縄が綯われます。
大平山を頂点とする鎌倉山脈の大船側(今泉)には称名寺(今泉不動)、白山神社、鎌倉湖など見所が点在しています。観光客が少ないこともあり、山深く長閑な景色を堪能できる散策には最適の場所です。大船駅から歩くのもよし、天園ハイキングコースからいくのもよし、明月院から今泉台を上がってくるのもよしですが、天園経由は最も喧騒を離れることができます。
所在地:鎌倉市今泉3-13-20
行き方:大船駅よりバス:鎌倉湖循環「白山神社前」下車
駐車場:鳥居の前に白山神社下の今泉寺の駐車場2台分有
画像撮影日:2016年6月22日

         
鎌倉・白山神社のあじさい
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