入江川せせらぎ緑道のアジサイ & 入江川右支川せせらぎ緑道のアジサイ
  入江川せせらぎ緑道のアジサイ
横浜市鶴見区から神奈川区にかけて流れる入江川の上流部で、かつて山からの湧き水を水源としたこの川は建功寺川と呼ばれています。
戦国時代の武士が武具や身体を洗い流したことから血の川と呼ばれていたと云う謂われもあるが、上流の土壌が赤かった為、川に流れ込んで川底が赤く染まったからと云う説もあります。
鶴見区東寺尾辺りに位置する区間で、東側は「向谷派出所」から西側「農園橋(開水路へ流入)」まで1.5キロ程)は、自然の小川を模したせせらぎとそれに沿った遊歩道として整備され、「入江川せせらぎ緑道」として,人工的に造られたせせらぎではあるが、水辺の緑に溢れ、小魚の泳ぐ姿もあり、今では自然の小川にも負けない素晴らしいものになっています。
平成12年度に行われた「近代下水道制度100年記念事業」に於いてその成果が認められ、建設大臣賞「甦る水 100選」のうちの「下水道事業によりせせらぎなどの水環境を創造した事例」として選定されている。

入江川右支川せせらぎ緑道のアジサイ
建功寺の入口脇から、馬場一丁目の中を北へ向けて「せせらぎ右支川(建功寺川)」が延びている。こちらは東寺尾の緑道とはほんの少し趣が違っている。人工的な「水路」的な雰囲気が強くなり、両脇の家々も間近に迫っている。
せせらぎには鯉の泳ぐ一角もあり、緑道脇の木々や花々を眺めながらの散策は楽しい。適度な屈曲を与えられた舗道は、まさに家々の間を縫うように続き、何やら秘密の通路を抜けてゆくような楽しさがある。せせらぎは自然の小川のような風情には乏しいが、きちんと整備された公園のような端正な美しさがある。途中には藤棚とベンチを置いた場所があり、その傍らに建設大臣賞「甦る水 100選」に選定された旨の記念碑が建っている。

所在地:神奈川県横浜市鶴見区東寺尾1丁目27−14付近  右支川せせらぎ緑道所在地:横浜市鶴見区馬場1-6-8付近
行き方:JR鶴見駅西口 市営バス38系統 ⇒ 宝蔵院前下車 又は 市営バス41系統⇒ 東高校下車
 
画像撮影日:2021年6月10日

入江川せせらぎ緑道のアジサイ   
 
入江川右支川せせらぎ緑道のアジサイ   

       
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