柿生駅の南、住宅街を分け入った高台に浄慶寺がある、道路の脇から参道(住宅路)を上がって行くと細い参道に覆いかぶさるように咲くあじさいが迎えてくれます。境内から本堂横の山林、遊歩道に沿って約3.000株が植えられている、頂上あたりのあじさいは、若木が多いの、今後の楽しみである。また、あじさいの根元には、石仏が置かれており(皆、素敵なお顔しています)魅力的な、探していく価値があるあじさいのお寺です。お寺の起源・・・領主、三井左右衛門尉が、小牧長篠の戦いに出陣して陣歿した父・寿光院の麗を弔い、且は永く武功を世々に伝えんがために、天正12年(1584)開創した所と伝えられており、蓮門精旧詞は元和7年(1621)の起立としている。院号寺号は法名「寿光院殿清誉浄慶大居士」にちなんでつけられた。あじさいは、自然環境に恵まれた柿生の里にふさわしい庵(昭和59年まで、東京小石川伝通院より、浄誘尼・浄山尼・浄香尼と三代にわたって住職をつとめた)として、あじさいを昭和42年ごろから植え始め、現在は1千株を超えているので「あじさい寺」と呼ばれるようになった。平成7年、神奈川花の名所百選に指定された。尚、9月初旬には彼岸花も咲き誇ります。
小田急線柿生駅から徒歩10分東名高速道路川崎インターから麻生区方面(柿生駅目指して)P有
 
画像撮影日:2019年6月21日


       

「淨慶寺」のあじさい
川崎市麻生区
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