あじさいの寺と親しまれている天台宗妙楽寺は、多摩川を眼下に見下ろす長尾丘陵の一角にあります。最近の研究によれば、同寺は中世初期に存在し、『吾妻鏡(あづまかがみ)』に登場する源家累代の祈祷所(きとうじょ)であった威光寺(いこうじ)との関連が指摘され、注目をあつめています。
本堂南西側と山門南西側の斜面に28種約1000株のアジサイが植えられており、毎年6月中旬から下旬にかけて赤や青、白など大輪の花が境内を埋めるように咲き、川崎市内をはじめ、神奈川県内や東京都内などから多くの人が訪れるお寺です。川崎市内指折りの花の寺を地元の手で盛り上げ、多くの人に親しんでもらおうと、長尾町会などで実行委員会を結成して「長尾の里あじさいまつり」を毎年花の時期に催しております。尚、「長尾の里あじさいまつり」は、毎年6月の第3日曜日に行われます。
長尾の里あじさいまつり:令和元年6月16日(日)です。※毎年第3日曜日に開催されます。
JR南武線宿河原駅下車徒歩約25分またはJR南武線・小田急線登戸駅からバス「長尾」または「切通し」下車徒歩約10分。P有
 
画像撮影日:2019年6月21日

         
妙楽寺・長尾の里あじさい祭り
妙楽寺・長尾の里あじさいまつり
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