神奈川県立フラワーセンター大船植物園は、神奈川県内の観賞植物の生産を振興するため、昭和37年に神奈川県農業試験場の跡地に開設されました。既に大正年代から、この地で改良・育成されたしゃくやく、はなしょうぶなどを中心に、国の内外から収集した優れた観賞植物を栽培・展示しています。花木、樹木は現在約5,700余種・品種となりました。代表的花種は、芍薬(しゃくやく)200品種、花菖蒲(はなしょうぶ)170品種、牡丹(ぼたん)120品種、躑躅(つつじ)200品種、梅(うめ)50品種、洋蘭(ようらん)500品種、薔薇(ばら)360品種、椿(つばき)220品種です。また、平成4年10月に開園30周年を記念し建替えられた観賞温室では、熱帯・亜熱帯の花の美しい植物約1,300種・品種が通年楽しめます。
総面積 63,900u  芝生 11,488u 花壇  4,500u 樹園  7,621u。なお、県立フラワーセンター大船植物園では、観賞植物の植栽及び展示・試作及び増殖、相談及び知識の普及を図るとともに、併せて県民が植物に親しむ場を提供しています。また、花壇、造園構築物及び温室の維持運営、優良種苗の配布及び栽培指導、国内外植物園との資料及び種苗の交換、展示会等の実施 、図書室及び資料標本室の維持運営を行っています。
 
     
 
県立フラワーセンター
大船植物園のあじさい
Hydrangea
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