2012年06月10 日現在、アジサイ育成中です。

上の写真は、ファイトプラズマに感染し花弁状のガク片が葉化したアジサイの花(右)と健全な花(左)。花弁や雄ずい、雌ずいも葉化します。
罹病した株は必ず焼却して下さい
アジサイ葉化病とは?
園芸店などで緑花のアジサイを見かけることがありますが(右側の画像)、これはファイトプラズマという微生物によるアジサイ葉化病です。この葉化病によって庭の全てのアジサイが枯死した例もあります。お気をつけください。
この病気は、アジサイの花を構成するガク・花びら・雄しべ・雌しべなどが緑色に変化してしまうのが特徴で、症状が現われて数年後には株が衰弱して枯れてしまいます。今のところこの病気を治す方法はなく、他への感染を防ぐために速やかに株を除去することが最良とされています。※花が光沢のある濃い緑色に変化している。※特にガク(花びらのように見える部分)は正常な花に比べて明らかに厚みを帯びている。※緑色に病変した花は、大きさや形状が不規則に変化している。このような特徴に当てはまるようでしたら、念のため専門家にご相談されることをお勧めします。
尚、花の終わりかけたガクアジサイのガクは、しばしば薄い緑色を帯びることがありますが、これは正常な色彩変化です。また、純白の花を咲かせるアナベルなどもこれと同様に、花の終わり頃になると淡い緑色を帯びますが病気ではありません。
2011年6月湯河原観光協会ホームページより
現在、城山の「あじさいの郷」のあじさいが植物の病気である”アジサイ葉化病”にかかっております。この病気は花が葉のように濃い緑色に変化するもので、発症後、枯れてしまいます。この病気は治療方法が無く、他の植物への感染を防ぐために速やかに除去することが最良とされておりますので、大部分のアジサイを除去させていただきました。なお、”アジサイ葉化病”は人体に影響を及ぼすものではございませんので、ご安心下さい。「あじさいの郷」を毎年お楽しみ頂き、誠に申し訳御座いませんが、本年はあじさいを見ることが出来ませんので何卒ご了承の程、よろしくお願い致します
湯河原あじさいの郷
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