旧横浜ゴム平塚製造所記念館は、平塚市内で唯一の明治時代の洋風建造物です。平成16(2004)年に横浜ゴム株式会社より平塚市が無償譲渡され、平塚八景で知られる八幡山公園へ移築・復原工事が行われ、平成21(2009)年から一般公開。“八幡山の洋館”の愛称で親しまれています。
関東大震災や戦災を免れた建物は、度々間取りの変更が行われ、執務室、食堂、ビリヤード場もありました。特徴は、屋根の上から部分的に突き出している塔屋や主屋のアーチ形の窓、その下に施された装飾、北側の壁に設けられた台形に張り出した出窓などです。平屋建てですが、外から見ると二階建てのように見えるほど、天井屋根が高くなっています。
洋館の周辺には、バラが植栽されていて、バラを使ったイベントや、八幡山の洋館 音楽演奏会、歴史講座なども開催されます。
所在地:神奈川県平塚市浅間町1-1
交 通:JR東海道線「平塚駅」北口より徒歩約15分
 
画像撮影日:2016年5月24日


          
旧横浜ゴム平塚製造所記念館(愛称:八幡山の洋館)
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