「白藤」の見頃は4月下旬〜5月上旬 。英勝寺は鎌倉唯一の尼寺であり、開基の英勝院尼はお勝の方と呼ばれ、徳川家康の側室として仕えていた。水戸家初代当主、徳川頼房の養母をつとめた後、家康の死後は出家して院号を英勝院とした。1636年に三代将軍家光から祖先道灌の土地を受け、英勝寺を建立。頼房の息女・玉峯清因を開山に迎え、以後代々水戸徳川家の息女がつとめたため、水戸御殿とも呼ばれていた。
英勝寺では四季折々の花を見ることができ、花の寺としても知られています。現在では英勝寺境内は特別拝観が可能となっていますが、英勝寺の総門は通常閉鎖されているため、総門の前から塀に沿って進み、通用門から境内に入るようになっています。四季を通して仏殿・唐門・祠堂・鐘楼などの建物とその周辺の花が絶えない庭園や見事な竹林の中庭などがあります。境内は名木トウカエデや鎌倉では珍しい薄墨の桜、早春のウメ・マンサク・ワビスケ、シロフジから初冬のヒイラギ・スイセン・ヤブツバキまで多彩で訪れる人々を魅了します。
行き方:JR鎌倉駅西口から徒歩10分  拝観時間 9:00〜16:00 (木曜休み)  拝観料 300円(但し、法要などには拝観が中止されます)
撮影日:2015/5/2
       
 
鎌倉・英勝寺の白ふじの藤棚と境内に咲く花々
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