白旗神社は、関東地方・東北地方・中部地方に分布する神社で、白幡神社・白籏神社とも表記されています。
多くは源頼朝を主祭神とするが、他に源義家・源義経などの源氏の武将、源氏の氏神である八幡神を主祭神とするものが多いです。社名は源氏の旗である白旗に因むものであります。
ここ藤沢に鎮座する白旗神社は、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。
ご由緒:創立年代不詳。寒川神社を勧請した寒川神社だったが、宝治3年(1249年)9月に源義経が合祀され白旗明神ー白旗神社となりました。近くに伝源義経公首洗井戸があります。平泉で自害した義経と弁慶の首は、腰越浦での首実検の後、境川に捨てられ、夜の間に二つの首は、白旗川をさかのぼり、この地に辿れり着きました。このことを頼朝に伝えると、白旗が源氏の旗であったことから、白旗明神としてこの神社に祀るように指示しました。こうして義経公を神様として祀ることとなり、のちに白旗神社と呼ばれるようになったそうです。尚、弁慶の首は、白旗神社のそばに八王子社として祀られています。境内には、義経藤(白)/弁慶藤(紫)が植えられています。
 
 
  
 
白旗神社の義経藤/弁慶藤
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