妙法寺の酔芙蓉
妙法寺は、日蓮が安房(千葉県)から建長五年(1253)に鎌倉に入り、初めて松葉が谷に草庵を結ばれた、日蓮宗最初の場所です。その跡に、護良親王の遺子日叡が延文2年(1357)に、寺を再興しました。境内に、本堂・大覚堂・仁王門・法華堂・鐘楼が建っており、別名苔寺として知られています。本堂は総ケヤキ造りになっており、寺宝の日蓮上人坐像や本尊釈迦三尊坐像が安置されています。尚、天井や欄間には極彩色の絵や彫刻が施されていますが、公開していません。また、苔の石段の上に建つ法華堂には、日叡作といわれる厄除祖師像が安置されていて、9月12日のみ公開されています。
花暦・・・
(3月)沈丁花 (5月)桜 (7月)桔梗 (8月)ノウゼンカズラ・夾竹桃 (9月)酔芙蓉
※鎌倉市大町 ※鎌倉駅徒歩20分または鎌倉駅より京急バス名越下車徒歩5分 ※拝観料 300円




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