里山と、入り組んだ谷戸田が美しい田園景観を創り出し、春の桜と新緑、夏は水田の緑のじゅうたん、秋は黄金色の稲穂と紅葉、そして冬は木枯らしと、四季折々の変化を楽しむことがでる、寺家ふるさと村。昭和50年代当時、開発が進んでいた横浜市の中にあって、ここ寺家町には多くの自然が残っていましたので、農業との調和を図っていく為に「ふるさと村」の冠がつけられました。。「ふるさと村」は、公園や作られた施設と間違われますが、寺家町の人たちの生活の場であり、水田や畑では農作物の生産が行われています。生産された作物は地元で直売されています。また、梨やブドウの生産もされていますが、需要が多いため直売が主体となっているようです。 
小高い丘陵の森が「寺家ふるさと森公園」です。「寺家ふるさとの森」と書かれた案内柱の前の坂を上ると熊野神社がありますが、案内柱の前を通り越すと熊野神社の鳥居が現れます。この鳥居は明神鳥居(みょうじんとりい)と言い、材質はコンクリート製で白く塗られています。この鳥居くぐって急な石段を登ると直ぐ前に熊野神社があります。本殿は火災で焼けて再建したばかりで未だ新しい社です。碑の由来記によると、創建は不明で、祭神はイザナキノミコト、イザナギノミコト、オオヒルメノミコト(天照大神)です。彼岸花は急な石段脇の斜面に咲いています。

寺家ふるさと村(熊野神社)に咲く彼岸花
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