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アロエ
ススキノキ科アロエ属の多肉植物・・・開花時期 11~2月、草丈10cm~10m
) 
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アロエ(Aloe
ツルボラン亜科アロエ属の多肉植物の総称。
日本には鎌倉時代に伝来したとされ、現在はキダチアロエ (Aloe arborescens) が
九州、瀬戸内海、伊豆半島、房総半島などの海岸に逸出し帰化している。
流通しているものとしてはキダチアロエの他にアロエベラが多く、
その他アロエ・サポナリア、アロエ・不夜城など多くの品種が食用のほか観賞用として栽培される。
アロエ属の科は分類体系によって変遷しており、ススキノキ科とされている。
過去にはユリ科、アロエ科、ツルボラン科とされたことがあった。
日本では「医者いらず」の愛称で知られており、葉肉を食せば健胃効果があるとされ、他には含有する成分から
下剤効果により便秘に効き目がある。
ただし、体質によっては胃炎を起こしたり、継続摂取による大腸の色素沈着を起こすことがあることなども報告されている。
また外用として傷や火傷に用いられる場合もあるが逆に悪化させた例も報告されているため、使用には一定の注意が必要です。

現在は品種改良によって500種以上の園芸品種です。
原産地  南アフリカ共和国からアラビア半島まで広く分布するが、とりわけアフリカ大陸南部、およびマダガスカル島
花言葉  「苦痛」「悲嘆」
花色    花色は赤、オレンジ、ピンク

形態
葉はふつう肉厚でロゼット状であるがしばしば扇状であったり肉厚が薄いものも存在し、CAM型光合成を行う。花被は6弁が合着し管状で朱色ないし黄色。雌蕊1つに対して雄蕊は6つある。花序は総状花序で花茎は数cm~1mに伸びる。花粉は主にタイヨウチョウ科の鳥が媒介する。 茎は目だった茎を持たないものから高く伸びるもの、めったに分枝しないものから多数に分枝するものまで多様である。 高木状に成長する種では幹の皮層の内側に維管束形成層が生じ肥大成長を行う。
種類
アフリカ大陸、マダガスカル島、アラビア半島、カナリア諸島、ソコトラ島などに500種類以上が分布すしています
代表的な品種
(キダチアロエ)
キダチアロエ(Aloe arborescens)は観賞用、食用として栽培される。「木立ち」の名の通り茎が伸びて立ち上がり、成長につれ枝は多数に分かれる。暖地では戸外でも育ち冬に赤橙色の花をつける。葉の外皮は苦味が強いが、葉内部のゼリー質はアロエベラと変わらず苦味はない。ワシントン条約によって輸出入は制限されている。

(アロエベラ)
アロエベラ (A. vera)は主に食用として栽培され、葉の外皮を剥いた葉肉(海綿状組織と柵状組織の部分)が使用されている。ほぼ全種がワシントン条約で保護されるアロエ属にあって唯一栽培種として例外措置されている。花は黄色で、葉は長く株の中心部の葉が成長し、外側の葉は成長に伴い枯死する。寒さには弱い。食用ではヨーグルトに入れるほか、日本では刺身などにされる。
【育てかた】

[肥料]
春から秋まで固形の油かすや緩効性化成肥料を置き肥として施します。冬の間は肥料も水やりも控えます。
[用土]
水はけが良く、保水力もあり、有機質を含んだものを使います。赤玉土、腐葉土、砂を配合したものが良いでしょう。
割合は「砂4:赤玉土3:鹿沼土1:腐葉土2」が目安です。
[置き場]
春から秋までは日なたで、冬は室内の日なたで管理します。霜に当てなければ外でも越冬できます。
注意点は、絶対に凍らせないようにすること。また、長く室内で管理していたものを急に夏の強い日差しに当てると
葉焼けするので、これも注意してください。
[水やり]
土が乾いていたらたっぷり与えます。水の与え過ぎは根腐れをおこしやすくするので注意します。冬はやや乾燥気味にします。

株の仕立て直し
いずれも樹形が乱れてきたり、鉢の中で葉や株が込み合っている場合に行ないます。特に暖かい時期(4月~9月頃)が適期です。
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