ハーブ:シソ科、せり科、キク科等多種にわたって分類される…常緑樹、落葉樹、宿根草、多年草、1,2年草
代表的なハーブの仲間】
ベルガモット、ローマンカモミール、アップルゼラニウム、ラベンダー、コモンマロウ、ミント、 セージ、タイム

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ハーブは
一般にはヨーロッパで薬用の薬草やスパイス等として有用な植物を指す。野菜や穀物のように大量に生産される物や、「花卉」と呼ばれる観賞植物は除外されるのが普通で、香りや辛味、苦味などの風味を楽しむために少量用いられるキッチンハーブを指すことが多い。劇薬として有用なものをも含むため、いわゆる有毒植物もハーブに含まれ、使用や栽培に許可が必要なものもある。

語源からすると、元々木本植物は有用植物ではあってもハーブではなかったと思われるが、現在ではローズマリーやローリエ等、木本植物であっても、一般にハーブとして扱われる物も多い。またヨーロッパとは関係がなくても、薬用や調味用に小量使われる草もハーブと呼ばれている。

ローズヒップ(バラの果実)の様に、植物全体としては通常ハーブには含まれないが、その実や花弁等の有用部分のみを指して
ハーブと呼ぶようなものもある。更に、一般的な植物名とは別に、ハーブ等として利用する時に使用される固有の名前を持つものも多い。
ローズマリーやセージ、タイム、カモミール、ラベンダー…。これらは主にヨーロッパの人々が伝えてきたハーブたちです。

歴史をひも解いてみると、世界のどんな民族も周囲の植物を利用してきたことが分かります。
日本にはシソ、ショウガ、サンショウ、ワサビなどがあるように、それぞれの地域の民族に固有のハーブがあります

ハーブの利用法として
1.食用として利用できるもの。
2.食べられないが香りを利用できるもの。
3.両方を利用できるもの。
4.香り以外の非食用用途のもの。に大別することができる。

いずれも、利用する事で、大なり小なり薬効を得られるとされている事が多い。しかし、特に薬用と謳われるハーブの中には、毒性が強く、用法や量を誤ると深刻な中毒症状を引き起こすものもあるので利用には注意が必要である。ハーブはまた食材として味付け、香り付けにも使われたり、お茶(ハーブティ)として使われたりする。香りを利用する方法としてはポプリや精油等としての利用がある。香りの持つ薬効も知られており、現在ではアロマテラピーの中で利用されたりする。

ハーブに対する注意事項として
薬効の強いものがある。日本においてハーブは、薬事法で医薬品に分類されないものは食品に区分されて市販されている。しかし、その中にはセント・ジョーンズ・ワートの様に、うつ病に処方する国があるようなハーブもある。ほかにも薬物との相互作用に注意を要する、イチョウ葉エキス、エゾウコギは摂食に十分な注意が必要である。また妊娠中の摂食に対しては安全性の確認されていない物も多いため注意が必要である。
アロマテラピーで用いる精油は法律上、雑貨として販売される。
こうした食品や雑貨を販売するにあたって薬効を標榜することは薬事法に違反することになる。

原産地 
世界各地
花の色 
多種多様
花言葉 
アーティチョーク ・・・独立、厳格
アスパラガス・・・勝利の確信、私が勝つ、何も変わらない、普遍
アロエ・・・健康
インディアンメロウ・・・憶測
エリカ・・・博愛、謙遜、孤独、休息、幸福な愛
オリーブ・・・平和
オレガノ・・・美徳、あなたの苦痛を除きます
オレンジ・・・花嫁の喜び
カモミール・・・逆境に負けぬ強さ、親交、仲直り
カレープラント・・・不滅の愛
クレソン・・・安定
コリアンダー・・・隠れた長所
サフラン・・・歓喜、節度ある態度、ひかえめな美、陽気、青春の喜び、悔いなき青春
ジキタリス・・・胸の思い、不誠実、きみはただ美しいだけ、健康に適する、熱愛、
        隠されぬ愛、熱い胸の思い
シソ・・・善良な家風
ジャーマンカモマイル・・・逆境に負けない強さ
セージ・・・家庭的、家族愛
タイム・・・行動力、勇気、活動的、大きな望み
タラゴン・・・潔癖、不変の好奇心
ダリア ・・・華麗、優雅、威厳、移り気、あふれる喜び
ナスターチュウム・・・愛国心、恋の火、あざけり、勝利
ニオイスミレ・・・奥ゆかしい、高尚、無邪気な愛
ノバラ・・・素朴な愛、詩、無意識の美
バジル・・・神聖、好意 、よいのぞみ、なんという幸運
パセリ・・・役に立つ知識、お祭り気分、勝利
バラ・・・情熱、愛情、愛嬌、美、感銘、満足
フェンネル・・・賞賛、強い精神力
ブルーベリー・・・知性
ヘナ(ミソハギ)・・・純真な愛情、愛の悲しみ、悲哀、慈悲
ボリジ・・・勇気、憂いを忘れる
ミョウガ・・・忍耐
ミント ・・・美徳、温情
ユーカリノキ・・・追憶、思い出、新生
ラベンダー・・・期待、鎮静、あなたを待っています、答えをください
リコリス・・・追想、快楽、誓い、悲しみを忘れる
レモンバーベナ・・・忍耐
レモンバーム・・・同情
ローズマリー・・・あなたは私を蘇らせる、追憶、思い出
ローリエ・・・輝ける将来、勝利、名誉、
分類 花種
食用 シソ科  ヒソップ 、レモンバーム 、ミント、バジリコ、バジル、オレガノ、マジョラム、シソ (しそ、紫蘇)、エゴマ (荏胡麻) 、ローズマリー 、セージ、セイボリー、セイバリータイム
せり科  アニス、イノンド、ディル、アンゼリカ、コリアンダー、香菜、パクチー、シラントロ、ミツバ (みつば、三つ葉)、
フェンネル、ロベッジ、ラビジ、パセリ
ネギ科 チャイブ ,ニラ
その他 タラゴン、レモンマートル、ルリジサ、ボリジ、ケッパー、レモングラス、ゲッケイジュ、
ベイリーフ、ローレル、ローリエ、レモンバーベナ、オオバゲッキツ、カレーリーフ、ギシギシ、
セイバ、キンレンカ、ナスタチウム、 マスティハ
薬用、香用  キク科 セイヨウノコギリソウ、ヤロー、ムラサキバレンギク、エキナセア、エキナシア、カモミール、カミツレ、
ナツシロギク、フィーバーフュー、セイヨウタンポポ、ダンデライオン、ニガヨモギ、ワームウッド、
タンジー、ヨモギギク、エゾヨモギギク(毒性が強い)、セイヨウフキ、バターバー
シソ科 ラベンダー、ホアハウンド、イヌハッカ、キャットニップ、チクマハッカ、キャットミント、クラリセージ、オニサルビア
その他  サンザシ (さんざし、山楂子)、ジギタリス(毒性が強い)、セント・ジョーンズ・ワート、セイヨウオトギリソウ、
トケイソウ、パッションフラワー、ヘンルーダ、ハマビシ、セイヨウカノコソウ、アシュワガンダ、
レディスマントル、セイヨウハゴロモグサ
毒草   フキタンポポ、コルツフット、ヨウシュヤマゴボウ、アメリカヤマゴボウ、ポークルート、
ヒレハリソウ、コンフリー、ジャーマンダー
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