コキア(ほうき草)
アカザ科バッシア属の1年草の植物・・・開花時期 7~9月、紅葉時期 9~10月 草丈50㎝~1m 

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コキアは
別名をほうき草、ほうき木と呼ばれています。

一般に、コキアという以前の属名で呼ばれています。春まきの一年草で、秋には枯れてしまいます。
草姿が独特の愛嬌のある形になり、ガーデニングの縁取りやアクセントなどに使われます。
葉や茎は、秋に真っ赤に紅葉します。夏の葉の清々しい緑と秋の美しい紅葉が親しまれ、
1000年以上前から栽培された記録が残っています。秋になるタネは食用や薬用になり、
秋田の郷土料理「とんぶり」に使われていて、プチプチした食感と色合いから畑のキャビアと呼ばれています。
漢方ではこの果実を「地膚子(じふし)」といい、強壮剤や利尿剤としての利用します。

花の特徴 花は雄花と雌花があり、夏に咲きます。茎に小さな花をびっしりとつけ、枝分かれした枝に、
       隙間なく小穂が密生する。 コキアは、枯れた茎を箒として利用したことから、「ホウキギ」の別名があります。
       とても丈夫な植物であるため、刈り込みにも強く、自由に形を整えることができます。

原産地   ユーラシア大陸の乾燥地
花言葉  「恵まれた生活」、「告白」
花色    ショッキングピンク 葉色:緑⇒紅


 コキアの育て方

【日当たり・置き場所】
春にタネをまいて夏~秋に鑑賞し冬前には枯れてしまう一年草です。
一度育てると、株の周囲にタネが自然にばらまかれて毎年勝手に生えてくることもよくあります。こぼれ種でよくふえます。

【水やり・肥料】
肥料はあらかじめ土にゆっくりと効くタイプの化成肥料を混ぜ込んでおきます。
その後生育に応じて適宜液体肥料などを追肥として与えますが、窒素分の多い肥料を与えると草姿が乱れますので気を付けましょう。


【かかりやすい病害虫】
じめじめした場所ではうどんこ病が発生することがあります。

【植え付け・用土】
水はけの良い土壌を好みます。
品種によって枝葉の茂り具合や草丈が違いますが一株でもかなりボリュームのある草姿になります。
複数株植える場合は株と株の間のスペースをできるだけ広くとりましょう。


【ふやし方】
春にタネをまきます。発芽適温は15℃程度で、関西や関東の平地なら4月中旬から下旬がタネのまき時です。
コキアは植え替えのときなどに根を傷めてしまうと、その後根づきにくい性質があるので、
鉢やプランター、庭に直接タネをまいて間引きながら育てるかビニールポットにまいて、
ある程度苗が育ったら土をくずさないようにそっと植え付けます。


【手入れ
茎葉が大きく茂る割には、根の張りが小さく~要するに地上部と地下部がアンバランス~風や雨で倒れることがよくあります。
大きく育ってきたら、株元に土を寄せてぐらつかないようにした上で支柱を立てます。
何もしなくても自然にまとまった姿になりますが、茎葉の生育が旺盛なので、適宜刈り込んで色々な形に仕立てることができます。
ただし、刈り込み作業は秋の紅葉や結実などを考えると8月いっぱいくらいまでに終わらせた方がよいでしょう。


【ポイント】
・春にタネをまく
・水はけのよい場所が適する
・大きく育ってきたら支柱を立てる

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