ペチュニア
(ナス科のツクバネアサガオ属の1年草の植物・・・開花時期 4~10月、草丈10~20cm) |
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ペチュニア(Petunia)は
花がタバコの花に似ているため、”タバコ”を意味する言葉が語源からブラジルのグアラニ語の「ペチュン」という。
日本には「ツクバネアサガオ」の名称で渡来した。しかし脆弱な植物であったため、寒さに弱く、雨で育成不良や、
枯れる事が多々あることから人気は今ひとつだった。ところが日本の気候に適応できる「サフィニア」をサントリーが
品種改良して市場に出したことから人気が徐々に高まり、園芸各社では品種改良の競争が進み、
現在では(特に日本において)一層の多様性を深めて品種改良の競争がもっとも激しいと言われる種となりました。
花は初夏から秋にかけて咲き、昨今では夏の花壇には欠かせない植物の一つにまでなり、
品種改良によって500種以上の園芸品種です。
開花した花も大輪、中輪、小輪種があり、八重咲き、一重咲きなどのバラエティーに富んでいます。
原産地 南アメリカ(ウルグアイ)よりヨーロッパに伝わった。その後、ブラジルよりもたらせた赤紫の花を交配し、
現在のペチュニアの元となった「ペチュニア・ヴィオラセラ」である。
花言葉 「変化に富む」 「あなたがそばにいると心が和む」
花色 赤、赤紫、紫、青紫、白、白黄、白青、桃など多彩。
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【育てかた】
『種まき』は4月~5月。咲いた花が枯れた場合は、同じ株の茎に育っている蕾が開花。
株としては4月~10月まで花が咲き続け、10月~11月に株は枯れる。
タネは非常に細かく、指でつまむと潰れてしまうほどなので、5~6寸の浅鉢に培養土を入れ、
上の部分は細かいバーミキュライトか川砂にしておく。タネは古いはがきをV字形に折り、
それにあけて、タネをのせたはがきの下の稜を下から人差し指で軽くたたいて落とすと、まきやすい。
覆土はせず、鉢の下に受け皿をあてがって吸水させる。本葉が出てきたらポットに移し、
後は様子を見て花壇に定植するか、鉢やプランターに植え付ける。
なれない人では種まきがやや難しいが苗にしてしまえば、今の品種は比較的強健な一代交配種が多いので、
比較的育てやすい。
【栽培上での注意事項】
生育初期はアブラムシがつくことがある。樹勢が衰えるので対策を講じるのがよい。
またペチュニアの花は大変雨に弱い。花片が切れたり、酸性雨の影響で咲いている花に染みが出来たり、
変色してしまうことがある。
高温多湿の時期は葉が混みいっていると、下の方の葉が枯れたり、最悪の場合株全体が枯れてしまうことがある。
梅雨前に一度切り戻しを行うことで多少発生を減らすことが可能である。
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