すすき(薄・芒)
(イイネ科ススキ属の多年草の植物・・・開花時期 8~10月、草丈1~2m) |
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すすき(薄・芒)は
別名を尾花、萱(かや)と呼ばれ秋の七草のひとつである。
ススキと言えば中秋の名月(十五夜)のお供えとして欠かせないものであり、収穫物と一緒に供えられるが
収穫物を悪霊から守り、 翌年の豊作を祈願する意味がある。
その他には今ではあまり使われていないがこのススキなどの茎や葉を用いた屋根の茅葺住居の屋根材、
家畜の飼料として利用されている。
花の特徴 枝分かれした枝に、隙間なく小穂が密生する。 小穂の先から細長い刺が伸び、鉤のように曲がっている。
葉は根際や茎からたくさん出て、線形で細長い。
堅くて、縁には鋭い鉤状のぎざぎざ(鋸歯)があるので、皮膚などを切りやすい。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
夏から秋にかけて茎の先端に長さ20から30cm程度の十数本に分かれた花穂をつける。
花穂は赤っぽい色をしているが、種子(正しくは穎果・えいか)には白い毛が生えて、
穂全体が白っぽくなる。種子は風によって飛ぶことができる。
原産地 中国など東アジアとされ、朝鮮半島、中国、台湾、マレーシアなどに分布。
花言葉
花色 白、赤、緑
秋の七草 萩 薄 桔梗 撫子 葛 藤袴 女郎花
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すすき(薄・芒)の花言葉
「心が通じる」「秋風に想いを乗せて」
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