三渓園の紅葉
三溪園は、横浜市中区本牧三之谷にある広大な日本庭園です。
17.5haの敷地に、国の重要文化財建造物10件12棟、横浜市指定有形文化財建造物3棟を含め、17棟の日本建築が配置されています。
実業家で茶人の原富太郎(三渓)によって1906年(明治39)5月1日に公開されました。
東京湾を望む横浜の東南部・本牧に広がる広大な土地は、三溪の手により1902年(明治35)頃から造成が始められ、1914年(大正3)に外苑、1922年(大正11)に内苑が完成するに至りました。
三溪が存命中は、新進芸術家の育成と支援の場ともなり、前田青邨の「神輿振」、横山大観の「柳蔭」、下村観山の「弱法師」など近代日本画を代表する多くの作品が園内で生まれました。その後、戦災により大きな被害をうけ、1953年(昭和28年)、原家から横浜市に譲渡・寄贈されるのを機に、財団法人三溪園保勝会が設立され、復旧工事を実施し、2006年11月17日に国の名勝に指定されました。
紅葉は園内全体で楽しめますが、代表する景観が楽しめるのが内苑にある聴秋閣と春草虜で、同じ内苑の隣りあう場所に立地しながら、それぞれカエデ・モミジの紅色、銀杏の黄色というツートンの世界を見せてくれます。又、聴秋閣では紅葉越に三重塔を望む絶景が見られます。
所在地:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1 Tel 045-621-0634
行き方:JR根岸駅からバス約10分「本牧」下車徒歩約7分・JR横浜駅からバス約35分「本牧三渓園前」下車徒歩約3分
開園時間:9時〜17時(入園は閉園の30分前まで)
休園日:12月29日、30日、31日
入園料:大人(高校生以上)700円 こども(小学生・中学生)200円 横浜市内在住65歳以上(濱ともカードをご提示ください)200円
駐車場:乗用車・最初の2時間500円、以降30分毎100円当日最大1,000円 本牧市民公園駐車場:乗用車・1時間200円
画像撮影日:2020年12月4日
ここから下の画像は、2014年11月30日に撮影しました。

        
 
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