丸山城址公園は伊勢原市役所の北東約1kmのところ、国道246号線が切通になった部分にあります。
丸山城址は、伊勢原市下糟屋地区の台地上に築かれた中世に城郭です。
江戸時代末の地誌には、平安時代から鎌倉時代初期にこの地を支配した糟屋氏の居跡との伝承がありますが、発掘調査の成果から、15世紀から16世紀頃の城郭と考えられるようになってきました。
ちょうど太田道真・道灌父子とその主家の扇谷上杉氏が活躍した頃から、上杉氏の勢力を追い払い、伊豆から相模へ侵攻した小田原北条氏の時代に当たります。
城の範囲は、西は東海大学医学部付属病院あたりから東へ延び、上杉氏と関係深い臨済宗・普済寺あたりまでと考えられ、城郭遺構が発見されています。
2008年(平成20年)におこなわれた発掘調査では障子堀が発見されましたが、現在は埋め戻されています。
丸山城址公園として大型遊具も設置されるなど整備され、かなり改変は受けていますが、公園内の主郭周囲には土塁や空堀、切岸などが良好に残されています。
アーモンドの木は国道246号線に面した一角に十数本植えられています。
アーモンドはバラ科サクラ属の木で、花は桜に比べて少し大ぶり、薄いピンクが目を惹く綺麗な花を咲かせます。開花時期はソメイヨシノよりは少し早め、河津桜の後くらいでしょうか。
尚、このアーモンドの木は、市内の龍屋物産鰍ゥら2014年3月に伊勢原市へ苗木20本が寄贈され、当公園に植樹されたものです。
クリスマスローズは多目的広場脇に植えられています。
【所在地】神奈川県伊勢原市下糟谷2168-2
【行き方】小田急小田原線・伊勢原駅から神奈川中央バス「愛甲石田行」に乗り「栗窪入口」バス停下車、徒歩5分
画像撮影日:2020年3月15日
アーモンドの木(花)
クリスマスローズ
クリスマスローズ品種別画像集
園内に咲く色々な花々・2020年3月15日撮影
   クリスマスローズ      
伊勢原市/丸山城址公園

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