画像撮影日:2017年4月8日
所在地:埼玉県熊谷市河原町
行き方:JR高崎線、秩父鉄道熊谷駅南口から直進徒歩約5分
     東松山インターチェンジから約15km 荒川大橋通過すぐの信号を右折、熊谷市立図書館を右折
駐車場:荒川河川敷をご利用ください。(近くの民間駐車場は、一日200円でした。)

江戸時代から桜の名所として知られる熊谷桜堤は、(財団法人)日本さくらの会から、由緒ある歴史と美しさを称えられ、平成2年3月3日に「さくら名所100選」に選定されました。
毎年4月上旬に開かれる「さくら祭」には、約500本のソメイヨシノが2kmにおよぶ桜のトンネルをつくり、多くの人々を魅了します。
1580年頃、熊谷堤(現在の熊谷桜堤とは別の位置でもっと現在の駅の位置に近かった)が築かれ、その後、桜が植えられ、江戸時代頃より、桜の名所として有名になりました。
明治時代に入って、一度枯れてしまったが、1886年(明治19年)より植樹を開始し復活、1910年(明治43年)には906本に達しました。
1923年(大正12年)には、内務省から名勝の指定を受けたり、上野からの花見客向け臨時列車が運転されるなど、大いに栄えていましたが、1925年(大正14年)、大火にあい、多くが焼失、衰えてしまった。
1952年(昭和27年)、荒川改修に伴い、新たな熊谷堤が築かれ、そこに熊谷市・市制施行20周年事業として植樹、現在の熊谷桜堤となりました。
熊谷桜堤の桜
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