所在地:〒233-0012 神奈川県横浜市港南区上永谷5丁目1−5
行き方:横浜市営地下鉄上永谷駅より徒歩5分
駐車場:無料 永谷天満宮、貞昌院共にあります。
永谷天満宮は日本三躰(にほんさんたい)の一つと呼ばれますが、その由来は、福岡の太宰府天満宮と大阪の道明寺天満宮、それとこちらの永谷天満宮が実はある事で他の天満宮と異なり特別な天神様です。
菅原道真公の遺産で御神体が道真公がご自分で銅鏡を見ながら彫刻した自像の木製彫像が日本には3体だけあり、その収蔵され祀られている場所が… 太宰府天満宮(福岡県) ・道明寺天満宮(大阪府) ・永谷天満宮で、御神体として御祀りしています。
また、永谷天満宮は道真公の5男で菅秀才と呼ばれた菅原淳茂公が直接住んでいた場所と伝承しています。
永谷天満宮の祖・菅原敦茂公とは、菅原道真公の5男で、醍醐天皇に仕えた方でした。 
菅秀才と言われ優秀な方だったそうですが、御父君の菅原道真公の左遷後に醍醐天皇に登用され、右少弁を務めました。
近畿では播磨国に左遷された後に京に戻ったとされていますが、永谷天満宮には同所は敦茂公晩年の居館跡との縁起が伝承しています。
詳しくは「歴史オタクの郷土史グルメ旅♪♪」・・・http://yoshi-kanagawa.blog.jp/archives/12519882.html
貞昌院と、隣接する永谷天満宮は密接な関係にあります。
貞昌院の前身は、天性院と称した天台宗の宿坊であり、上之坊、下之坊という二坊があったが、足利時代に廃絶されたと伝えられる。下之坊には菅原道真五男で菅秀才と呼ばれた菅原淳茂が配流されてこの地に起居しており、道真自刻の尊像を奉祀して朝夕崇拝したのが、永谷天満宮の嚆矢であるとする伝説が残っています。
画像撮影日:2019年4月6日
        
    日本三躰永谷天満宮と天神山貞昌院

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