安藤広重の描いた「野島夕照」で知られる野島は、現在のこの公園のあたりといわれています。
公園前面の海岸は、埋立てにより失われた中で残された市内唯一の自然海浜で、江戸時代には称名寺と共に物見遊山の客で賑わったそうです。
第二次大戦中は巨大な地下基地が構築されましたが、戦後まもなく横浜市が立てた大臨海公園の計画に基き、大蔵、建設の両省と幾多の折衝を重ね国有地の無償貸与を受け、隣接民有地も買収し昭和30年から整備を行いました。
昔の地形の特徴をそのまま残している野島山には、展望台が、またその周りの運動広場、野球場、青少年研修センター、キャンプ場などは臨海のレクリエーションゾーンとして親しまれています。
展望台は海抜57メートル、眼下には隣接する海の公園や八景島が広がり、晴れた日には遠く丹沢、富士の山並みや房総半島を望むことができ、平潟湾の夕照は昔と変わらない美しさを楽しむことができます。す。特に夜景は、ライトアップされた八景島シーパラダイスの夜景が美しいです。園内には運動広場、野球場・キャンプ場・バーベキュー場や青少年研修センターがあります。
所在地:横浜市金沢区野島町
行き方:金沢シーサイドライン/野島公園駅下車 徒歩5分・京浜急行線/金沢八景駅下車 徒歩25分 京急バス ハ8系統 「夕照橋」下車 徒歩5分
駐車場:野島公園第1駐車場 収容台数普通車 104台 料 金:1時間200円、以降30分100円 営業時間:7時〜23時
     野島公園第2駐車場 収容台数 普通車 52台
 
画像撮影日:2021年3月27日

              
 
野島公園の桜
inserted by FC2 system