本牧は、古くから景勝地として知られ、太平洋戦争敗戦直後にアメリカ軍により接収されて、アメリカ海軍の住宅地などの施設はフェンスで囲われ、日本におけるジャズなどのアメリカ文化の発信地になりました。
1982年に接収地は返還され住宅地やショッピングセンターなどに姿を変えてきました。
新本牧公園は、三渓園の北側の本牧エリアにあり、本牧神社の正面にある芝生の広場や噴水のある公園で、閑静な高級住宅街の中にあり、地域の人たちの憩いの場になっています。
横浜緋桜は、”新本牧公園”の両サイドにある歩道に等間隔にびっしり並んでいます。
歩道上に植えられているので座り込むことは出来ませんが、ここの桜並木の下を闊歩するだけでも心が躍ってきそうです。
本牧神社の脇から、本牧山頂公園に上がる階段の途中で、振り返ると遠くまで続く満開の桜の花を見ることができます。
【横浜緋桜とは】
昭和47年ごろに早咲き種の鮮やかな紅色の寒緋桜と病気に強い山桜(兼六園熊谷)を交配させ、それぞれの系統の利点を備えた丈夫で美しい桜が誕生しました。昭和60年1月、その桜は、横浜の名を冠し、花の色の特徴を表す「横浜緋桜」と名付けられました。
【特徴】
花は赤みが強く大輪、下向きに咲きます。
染井吉野と同じように、葉の出る前に花が咲きます。
開花期が早咲き・中間咲き・遅咲きの3タイプがあります。(花の形態は同じ)
早咲きは3月20日ごろから咲きはじめ,遅咲きは4月10日ごろから咲きはじめます。

所在地:横浜市中区本牧和田20-1
行き方:JR根岸線根岸駅下車バス58系統桜木町行き「三之谷」下車3分又は山手駅より「三之谷」バス停下車3分
駐車場:なし
画像撮影日:2020年3月19日

            
 
新本牧公園外周路に咲く横浜緋桜
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