二ヶ領用水(にかりょうようすい)は、徳川家康の命により、多摩川右岸の「稲毛領と川崎領の二ヶ領を潤す農業用かんがい用水路」として開削された、歴史的価値が高い由緒ある用水です。
階段護岸から水辺に降り、水に触れて楽しむなど、自然とのふれあいの場として、多くの人に親しまれています。
さくらの本数:約340本(ソメイヨシノ、八重桜、その他)
夜桜ライトアップ:2019年3月下旬〜2019年4月上旬(開花に合わせて)
【概要】
二ヶ領用水は、多摩川などを水源とし、神奈川県川崎市多摩区(上河原堰・宿河原堰)から川崎市幸区までを流れる、全長約32km(宿河原の支流を含む)の神奈川県下で最も古い人工用水路である。1597(慶長2)年に測量が始まり、14年の歳月をかけて1611(慶長16)年完成。二ヶ領用水の名は、江戸時代の川崎領と稲毛領にまたがって流れていたことに由来する。農業用水として多摩川から水を引いて造られ、かつては近隣の農業を支えた二ヶ領用水だが、時が流れて現在の沿川は宅地化が進んでおり、工業用水などに用いられるとともに、近隣住民の憩いの場としても親しまれています。
所在地:川崎市多摩区宿河原1〜6丁目
行き方:JR南武線「宿河原駅」から徒歩3分
駐車場:なし  トイレ:2ヶ所あり
画像撮影日:2019年4月3日

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二ヶ領用水(宿河原用水)
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