水仙(英名:daffodil, narcissus/ 学名:Narcissus sp) |
|
ヒガンバナ科スイセン属・・・花期12月〜1月 草 丈・・・10cm〜30cm程度 花言葉・・・花は美しい
学名 Narcissus、ギリシャ神話の美青年(Narkissos)の名にちなむ。
スイセンは、地中海沿岸を原生地とするヒガンバナ科の多年草です.
永い年月をかけ、海流に乗って日本に運ばれてきて根ついたといわれています。
自生地の北限は、日本海側は越前碕、太平洋側では房総半島南端とこの地三浦半島です。
スイセン属にはラッパスイセンやニホンズイセンなど色や形の異なる種や品種が多くありますが、
この属に含まれるものを総称してスイセンと呼んでいます。
多年草で、冬から春にかけて白や黄の花を咲かせるものが多いです。
スイセンにはたくさんの園芸種がありますが、日本に古来からある水仙はとてもよい香りがあります。
ニホンスイセン(日本水仙)は、12月頃から咲き始め、お正月の花として生け花にもよく使われます。
|
水仙の開花時期は、品種によって12月中旬〜4月初旬まであります。
早咲きの「日本水仙」「房咲き水仙」などの早咲き系は12月中旬から2月頃に開花します。
遅咲き系は、3月から4月頃に開花します。3月中旬頃から咲き出すものは花がひとまわり大きいものが多い「ラッパ水仙」や「口紅水仙」などです。
下の水仙の名所は開花時期順ではありません。訪問する場合は、名所名横の(開花時期)を参考にして訪問してください。 |
|
金沢自然公園植物区(1月中旬〜2月中旬) |
|
金沢自然公園は、周囲を金沢市民の森や自然観察の森・氷取沢市民の森など横浜市最大級の緑に囲まれた
約60万m2の広大な敷地を有する自然公園です。
園内は"動物園エリア"と"植物区エリア"に分かれています。
植物区エリア"には、動植物の展示コーナーのある「ののはな館」、自然散策路、たくさんの遊具や市内最大級
のローラー滑り台やバーベキュー場があり、時間を忘れて一日中楽しむことができるファミリーにぴったりの公
園です。
水仙は、うきうき林ゾーンに有ります。 |
|
|
神奈川県立城ヶ島公園(1月上旬〜2月上旬) |
|
京浜急行線「三崎口」駅から城ヶ島行きバス約20分「白秋碑前」下車10分
城ヶ島大橋を渡り、三浦半島最南端の城ヶ島の東半分を占めるのが、神奈川県立城ケ島公園で
す。
三浦半島最南端、城ヶ島の左端に位置し、気候温暖、自然植生を保存した緑と、太平洋の怒涛に
よって刻まれた岩礁が美しい公園です。
城ケ島公園のスイセンは毎年1月中旬頃から2月中旬頃にかけて10万株(約30万本)の八重咲
水仙が、ふくよかな甘い香りとともに清らかな花を咲かせます。
尚、気候の変動により見頃が異なります。
|
|
|
横須賀市/北下浦水仙ロード(12月中旬〜1月下旬)
|
|
北下浦(きたしたうら)とは、神奈川県横須賀市南東部の地名です。
南側を三浦市南下浦に接し、北側は久里浜地区、東側は浦賀水道に面する地域で六地区あります。
この六地区のボランティアグループ「水仙の会」により10年以上前から野比海岸通りを中心に水仙の植栽が
行われています。
又、地域運営協議会では、「水仙の会」の活動を受け、さらに地域全体に広げようと、「水仙の会」と各町内会、
自治会の協力により道路や公園、学校などに水仙を植栽し、北下浦を「水仙の花の咲く街」にしていく事業を進
めています。
2008年度・2016年度にセブン-イレブンみどりの基金より緑化殖花助成を受け、野比海岸公園および野比海岸
道路山側 水仙ロードづくり(水仙・ユリの植付け) を行っています。
2018年1月14日「野比公園の水仙」追加しました。
|
|
|
横須賀市/野比公園に咲く水仙(12月中旬〜1月下旬) |
|
三浦海岸と久里浜の中間に広がる野比海岸は、一帯が「野比海岸公園」として整備されています。
金田湾に沿う約2kmの散歩道は、かつて白砂青松と称えられた海岸の美しさを偲ぶ風景が広がり、
海の向こうに千葉県富津市の海岸を見ることが出来る。
ところどころにあずまやが設けられ、一休みして潮風を感じながら海辺の散策を楽しめる公園です。
ボランティアグループ「水仙の会」により10年以上前から野比海岸通りを中心に水仙の植栽が
行われています。
又、地域運営協議会では、「水仙の会」の活動を受け、さらに地域全体に広げようと、「水仙の会」と各
町内会、自治会の協力により道路や公園、学校などに水仙を植栽し、北下浦を「水仙の花の咲く街」に
していく事業を進めています。
2008年度・2016年度にセブン-イレブンみどりの基金より緑化殖花助成を受け、野比海岸公園および野
比海岸道路山側 水仙ロードづくり(水仙・ユリの植付け) を行っています。 |
|
|
横須賀市/田浦梅の里に咲く水仙(2月中旬〜3月中旬) |
|
JR田浦駅から徒歩20分または京急田浦駅から安浦2丁目行バス「田浦郵便局」下車徒歩15分
(田浦梅の里入口から頂上広場までは階段や坂道を10分以上歩きます。
駅から頂上広場まで30〜40分位歩きます)Pなし
1934年(昭和9年)に今上天皇のご生誕を記念して、地元の有志が700本の梅ノ木を植え
たのが「田浦梅の里」の始まりです。
現在では約2,700本まで増え、園内は梅の香りに包まれ、多くの観梅客が訪れます。
また、「かながわ花の名所100選」にも選ばれました。水仙は梅ノ木の根元に植えられていま
す。また田浦梅の里には、地形を生かしたアスレチック広場や、キャンプ場や、芝生広場など
もあり、のんびりと自然を楽しめる公園になっています。
|
|
|
長い海の手公園ソレイユの丘(1月下旬〜4月下旬) |
|
■電車・バスをご利用の場合京浜急行「三崎口」駅より京急バス「ソレイユの丘」行き、又は、
「荒崎」行き「漆山」バス停下車徒歩約10分。バス乗車時間 約20分
■お車をご利用の場合三浦縦貫自動車道「林」出口より国道134号線を南へ行き、ソレイユの
丘入口交差点を右折後案内標示に従って走行。約3km、約5分
■徒歩の場合ハイキング感覚で、京浜急行「三崎口」駅より約4km、約45分
「ソレイユの丘」は、豊かな緑と海に囲まれた南仏プロヴァンス地方、ゴッホやゴーギャンら多くの
芸術家が愛した素朴で心温まる風光明媚な田舎。太陽の光があふれ、青い海、ラベンダー、オリ
ーブなどの畑、中世の遺跡が数多く残る美しい街並が広がり、新鮮な農産物や魚介類が並ぶ市場
など豊かな食文化が栄え、ヨーロッパ有数のリゾート地としても人気の高いプロヴァンス地方の景観
をモチーフにした公園です。入場無料です。 |
|
|
横須賀市/くりはま花の国に咲く水仙(12月中旬〜1月中旬) |
|
くりはま花の国は、自然を保護しながら緑豊かな自然とのふれあいができる場所で、首都圏の花の名所として
有名なコスモス・ポピー園、ゴジラの滑り台ほかアスレチックなどがある冒険ランド、楽しい遊具と豊富なハー
ブのハーブ園と足湯「湯足里(ゆったり)」、大人も夢中になるパークゴルフ場、展望台がある芝生広場、各県
の木を集めた県木の広場、樹木園、つばき園があり、園内には汽車型のフラワートレインが走っています。
くりはま花の国に咲く水仙は、四季の花壇に、水仙が植えられています。
(品種:ニホンズイセン 総数:約20,000本)見ごろは、1月〜2月 |
|
|
横浜/三渓園に咲く水仙(12月下旬〜2月中旬) |
|
〒231-0824 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1 Tel 045-621-0634
三溪園は生糸貿易により財を成した実業家 原 三溪によって、1906年(明治39)5月1日に公開されました。
175,000m2に及ぶ園内には京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物が巧みに配置
されています。(現在、重要文化財10棟・横浜市指定有形文化財3棟)東京湾を望む横浜の東南部・本牧
に広がる広大な土地は、三溪の手により1902年(明治35)から造成が始められ、1908年(明治41)に外苑、
1923年(大正12)に内苑が完成するに至りました。三溪が存命中は、新進芸術家の育成と支援の場ともなり、
前田青邨の「御輿振り」、横山大観の「柳蔭」、下村観山の「弱法師」など近代日本画を代表する多くの作品が
園内で生まれました。その後、戦災により大きな被害をうけ、1953年(昭和28年)、原家から横浜市に譲渡・寄
贈されるのを機に、財団法人三溪園保勝会が設立され、復旧工事を実施し現在に至ります。
|
|
|
鎌倉 花の寺3社に咲く水仙(12月中旬〜3月)
(東慶寺・海蔵寺・浄光明寺) |
|
東慶寺、海蔵寺、浄光明寺は季節毎に咲く花を愛でることのできる花の寺社です。
東慶寺では水仙のほかに同じ時期ではツバキやマンサクが花をつけ、
特に見所は植樹してされいる130本の梅です。
また、海蔵寺ではロウバイが同じ時期に花をつけ、特に春のカイドウと秋に参道を彩る
ハギが有が見所です。
浄光明寺では同じ時期にはツバキが花をつけ、初春は椿、彼岸を過ぎたころには桜、
初夏のイワタバコ、秋には萩が美しいです。
|
|
|
鎌倉・瑞泉寺の水仙(1月下旬〜2月下旬) |
|
所在地:鎌倉市二階堂710
行き方:JR横須賀線鎌倉駅下車 京急バス鎌倉宮(大塔宮)行き 鎌倉宮(大塔宮)から徒歩約15分
瑞泉寺は鎌倉公方(鎌倉府の長)の菩提寺(ぼだいじ)として、鎌倉五山に次ぐ関東十刹(かんとう
じゅっさつ)に列せられた格式のある寺院です。
本堂奥に、夢窓国師により築かれた、国名勝の庭園が広がっています。
山から引いた水を、ゆったりとたたえた池。そのほとりに咲く、白いスイセン。岩壁をうがってつくられ
た洞窟のうちの1つは、水月観音場と呼ばれます。夢窓国師はこの中に座って坐禅を組み、水面に映
る月を眺めたとのこと。
この日本式庭園一面に咲く水仙は鎌倉一の名所といわれています。
|
|
|
日比谷花壇大船フラワーセンター |
|
大船フラワーセンターの日当たりの良い場所で、ラッパ水仙が咲いています。
日本水仙の清楚なイメージとは対照的ですが、春を喜ぶ陽気で明るい風情で咲いています。
房咲きスイセン・ラッパズイセン(’アーリー・センセーション’) などで、種類は少ないですが、公園内の
彩りを担ってます。
|
|
|
花と緑のふれあいセンター花菜ガーデン |
|
水仙は、中国原産の球根植物です。名の由来は、水辺に咲く、仙人の様に生命力が強い植物から「水仙」
と名がついた説や、ギリシア神話に登場する水面に映る自分の姿に恋をする美少年ナルキッソスから学名
「Narcis(ナルシ)sus(サス)」がついた説があります。
花菜ガーデンには、5品種のスイセンが植えられています。 |
|
|
県立辻堂海浜公園水仙ガーデン(2月下旬から4月上旬) |
|
「湘南」という地名から、多くの方が思い浮かべるイメージを凝縮したのが、県立辻堂海浜公園です。
名称に「海浜」の二文字がついている通りに、海に寄り添って広がっています。
広々とした芝生広場や、ジャンボプール、交通公園、交通展示館などあります。
2010年の春にオープンした水仙ガーデン(プール外周)北側では、3月末から4月中旬にかけてが見頃
となるそうです。
水仙とムスカリ合わせて65品種5万球が、松林の下一面に開花。湘南の穴場的な水仙の名所として親
しまれています。
一重、八重咲き、香りの良いものなど、様々な珍しい品種の水仙が植えられ、2月中旬〜4月上旬にか
け順次開花します。見頃は3月下旬から4月上旬の予定。
|
|
|
相模川(座架依橋)水仙まつり(3月中旬〜4月上旬) |
|
市民団体「花を咲かそうボランティアの会」恒例「相模川水仙まつり」を座架依橋下(座間市側)近くにある
「水と緑の風広場」で開催されています。同会が2010年から市の許可のもと、約2700平方メートルの広
場を開墾・整備しながら水仙を育ててきました。
同会が活動を始めた当初に目標としていた、70品種10万本の色鮮やかな水仙が咲き誇こっています。
第1回より品種、本数とも増えていき、2016年度の60品種6万本からさらに増加しました。2017年度はラッ
パスイセンやタヒチ、チェンジングカラー、フラワーレコード、アイスキングなど、同会が当初より目標として
いた88品種10万本が咲きます。そして、花の前には名札を付け、種類が分かるようにしています。
また、2016年には河川敷の土手に、水仙を植えて「ZAMA」という花文字を作り、近くの道路を通過する
ドライバーや通行人に向けて市をPRする試みで土手に植栽したそうです、
「水仙まつり」は見ごろとなる3月末前後に開催されています。(2019年度は3月24日〜4月6日
|
|
|
県立茅ヶ崎里山公園の水仙(1月下旬から2月下旬) |
|
茅ケ崎里山公園は、JR寒川駅から東に3km、小田急湘南台駅から南西に約5km、JR茅ヶ崎駅から北に
約5kmに位置する計画面積36.8haの広域公園です。
茅ヶ崎市北部から藤沢市西北部にかけての一帯にはたくさんの谷戸があり、谷戸田や畑、雑木林からなる
里山の風景が広がっていました。この里山の景観を受け継ぎ、自然と人間の織りなす豊かな未来環境を作
ることを目指している公園です。
現在、約35.2ヘクタールが一部開園しており、多目的広場、中の谷池、風の広場、駐車場などがご利用出来
ます。
「花の名所づくり」を目的に、里山の景観に合わせ様々な花が植えられている同公園の栗ノ木広場周辺に
水仙が可憐に咲いています。
開花時期は1月下旬〜2月下旬まで。
|
|
|
二宮町・吾妻山の水仙(12月下旬から1月下旬) |
|
JR東海道線二宮駅下車、北口より公園入口までは徒歩で約5分、
そこから階段、山道を登り、山頂(標高136.2メートル)の展望台までは約20分です。
吾妻山公園専用駐車場はありませんが、近くに臨時駐車場があります。
吾妻山公園は360度の大パノラマ。箱根、丹沢、富士山が手に取るような近さに感じられます。
南に広がる相模湾は、晴れた日には大島や初島も見ることができます。
一面芝生のさわやかな園内は、休日になると家族連れや若者たちでにぎわっています。
吾妻山登山の途中には様々なアトラクションがあります。
全長102メートルのローラーすべり台やミニ動物園、フィールドアスレチックはちびっこに大人気。
そして忘れてはなら ないのが、1年中咲き誇る花々と、うっそうと生い茂る木々に囲まれた小道を
散策する醍醐味でしょう。菜の花は(1〜2月)・桜(3月下旬〜4月上旬)・
ツツジ(4月下旬〜5月中旬)・アジサイ(6月下旬〜7月上旬)・コスモス(7月中旬〜8月) |
|
|
(番外編)葛西臨海公園に咲く水仙(1月中旬〜2月中旬) |
|
葛西臨海公園は大空のもと紺ぺきの海が広がる東京湾に、緑と水と人のふれあいをテーマに五つのゾーンを
配して誕生した公園です。
昭和60年1月から葛西沖開発土地区画整理事業の一環として着手され、平成元年度にその一部約38ヘクター
ルがオープン。平成6年4月には鳥類園ゾーン、平成7年7月には展望レストハウス「クリスタルビュー」、平成13年
春には観覧車がオープンしました。また、葛西海浜公園にも隣接しており、行楽地としての色あいの濃い公園と
なっています。園内のスイセンは、東京23区内最大規模の広さを誇るスイセン畑では、1万球・4万本の球根を新
たに植えつけて、5万球・20万本のスイセンの花をお楽しみいただけます。
葛西海浜公園では、スイセンの開花に合わせ「水仙まつり」を開催します。
尚、例年スイセンは1月中旬から咲はじめ、見頃を迎えるのが2月の第一週目頃です。
スイセン開催日:平成29年2月4日(土曜)・5日(日曜)各日11時00分〜19時00分
会場:スイセン畑、芝生広場ほか 内容:(1)水仙ライトアップ(2)水仙ガイド(3)下田市の農産物販売など |
|
|
(番外編)新宿御苑に咲く水仙ペパーホワイト(1月中旬から2月中旬) |
|
新宿御苑は、東京都新宿区と渋谷区に跨る環境省所管の庭園です。
もともとは江戸時代に信濃高遠藩内藤家の下屋敷のあった敷地に、明治12年に新宿植物御苑が開設され、宮内
省の管理するところとなったが、第二次世界大戦後は一般に公開される様になりました。現在は環境省管轄の国
民公園として親しまれています。
例年4月上旬には内閣総理大臣主催の「桜を見る会」、11月上旬には環境大臣主催の「菊を観る会」が開催され
ています。
大正天皇・昭和天皇の大喪の礼が執り行われた場所でもあります。
御苑内は面積約58.3ha、外周約3.5kmのスペースに「日本庭園」、「イギリス風景式庭園」、「フランス式整形庭
園」を組み合わせており、樹木の数は1万本を超える。桜は65種・約1300本あり「日本さくら名所100選」に選定され
ています。 |
|
|
(番外編)をくづれ水仙郷に咲く水仙(12月中旬〜1月下旬) |
|
山間部に位置するをくづれ水仙郷は、山の斜面を利用し水仙が栽培され、
緑の香りと水仙の香りが調和する癒しの空間が広がる。周辺の水田はその多くが棚田。
約5ヘクタールの山裾や土手を利用して水仙が栽培されており、
球根数は6千万球と推定されている。また、佐久間ダム湖畔周辺にもスイセンが点在し、
湖畔の光りを受けて美しく咲き誇り、水辺での雰囲気は他の場所とは異なり、より絵になる。
さらに佐久間ダム湖の近くの斜面では水仙のライトアップも行われ、
夕方17時〜20時の間に斜面沿いに照らされ闇に浮き上がる姿を楽しめます。
|
|
|
(番外編)江月水仙ロード/水仙まつり(12月中旬〜1月下旬) |
|
安政年間(1854〜1860年)よりこの地で花作りがされており、
鋸南町保田地区に咲く日本水仙が、元名水仙と呼ばれ、船で江戸に運ばれたのが
始まりといわれる。今では、鋸南町の水仙は、越前、淡路島とともに日本三大水仙群生地に
挙げられるほど。毎年、1000万本近いスイセンが市場に出荷されている。
農家が植えるスイセンが、道路の両脇約3`にわたり、山野斜面を埋め尽くしながら点在し、
ハイキングを楽しみながら鑑賞できる。水仙まつり期間中はイベントも予定されています。
|
|
|
(番外編)下田・爪木崎の水仙(1月上旬〜2月上旬) |
|
爪木崎(つめきざき)は、静岡県下田市にある岬です。伊豆半島の南東部にあり、俗に須崎半島とも呼ばれる
海に突き出た地域の先端にあたります。岬には爪木崎灯台が置かれ、周辺には爪木崎自然公園が整備され
ています。又、伊豆半島のジオサイトでもあり、西側の海岸には「俵磯」と呼ばれる柱状の岩が整然と積み重な
った景色が一面に広がっています。この柱のような岩は「柱状節理」と呼ばれ、自然の壮大さを感じさせてくれ
ます。
爪木崎には野水仙の群落地があり、ピーク時には300万本もの水仙が甘い香りを漂わせ、ひと足早い春の訪
れを感じることができます。 例年の最盛期は1月上旬から2月上旬末頃。その期間に合わせて水仙まつりが開
催されます。期間中は楽しいイベントも計画され、多くの来園者でにぎわいます。
|
|
|
|