座間駅より徒歩15分/または長後駅西口駅または相武台前駅行きバス「立野台」下車徒歩2分
座間市立野台三丁目の住宅街に立野台公園という公園がある。それほど大きな公園ではないが園内には池を抱え、遊具類やトイレも備え、地域の憩いの場になっている公園です。大きな池にはカモやコイ、亀もいて、のんびりした風情にいやされます。公園案内図に公園の沿革が記されていました。それに依れば、この辺りは住宅街となる以前には松林だったこの地を昭和30年代半ばに宅地開発した際、湧水を利用した公園として整備され座間市に移管されました。以来、池には魚が放たれ、鹿、孔雀、アヒルなどの動物も飼われ、また有志の方々によって花菖蒲「座間の森」などが植えられるなど、地域の憩いの場として親しまれてきたそうです。1991年(平成3年)に大規模な改修がなされ、ほぼ現在の形になりました。平成7年には、毎年6月頃に見事な花を咲かせる「ハナショウブ」の美しさにより、立野台公園の菖蒲園が「かながわ花の名所100選」に選ばれました。やがて時代の推移と共に動物の飼育は行われなくなり、2003年(平成15年)にはすでに空舎となっていた動物飼育舎を撤去して大型複合遊具が設置されました。現在の東屋はかつての孔雀舎の屋根を再活用したものです。
 
 
     
 
座間市 立野台公園の花菖蒲
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