椿(ツバキ)・山茶花(サザンカ)
ツバキ(椿、海柘榴)は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹。照葉樹林の代表的な樹木です。 日本内外で近縁のユキツバキから作り出された数々の園芸品種、ワビスケ、中国・ベトナム産の原種や園芸品種などを総称的に「椿」と呼びますが、同じツバキ属であってもサザンカを椿と呼ぶことはありません。
サザンカ(山茶花)は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹。照葉樹林の代表的な樹木です。サザンカは日本原産の常緑性の低木で、温暖な本州の以南の地域に生えています。江戸時代から庭木として広く利用され、生垣などで見かけることがあります。中国でツバキ科の植物を指す「山茶(さんさ)」が名前の語源で、この漢字の読み方が「サンサカ」と訛って、次第にサザンカという読み方が定着していったとされています。

三ッ池公園の山茶花(サザンカ)

三ツ池公園は、JR鶴見駅の北西約1.8kmに位置し、名前の由来にもなっている三つの池を豊かな樹林が囲んでいます。
この三ツ池公園の売店前の通りには白色のサザンカが並んでいます。
また、中の池近くの遊びの森広場には、タチカンツバキが咲いています。
また、丘の上広場に登る坂道周辺にも多く咲いています。
タチカンツバキは「立ち寒椿」と書き、椿とサザンカの交雑種で、椿は普通花ごとポトリと落ちるが、この寒椿はサザンカと同じく花びらが1枚ずつ散るのが特徴です。
花は八重の紅色が多いが、白やピンク、一重もあります。葉は艶のある暗緑色で、縁には鋸の歯のようなギザギザがある。12月から年を越して長く咲き続けます。

三渓園のサザンカ

横浜市内にある三溪園は東京都内や首都圏からもアクセスがしやすいオススメの庭園です。
11月下旬~12月中旬は、ちょうど紅葉の見頃ですが、春は梅やライトアップされる桜、夏は蓮を見るために訪れる人も多く、季節によって違った顔を見せます。結婚式の前撮り写真撮影でも人気で、訪問の度に何組か来ています。
サザンカは、

金沢緑地(並木中央から幸浦駅先) 
 
国道357号の西側に沿って南北に4kmほど続く「金沢緑地」は、北が金沢シーサイドライン「鳥浜」駅、南は「八景島」駅までの約15.3haの広さを持つ緩衝緑地(グリーンベルト)です。
工場地帯による空気汚染や湾岸道路などによる公害・騒音を想定し、昭和57年12月に横浜市が公害防止事業団へ依頼して整備されました。また、自然景観や植生が乏しい埋立地のベースづくりという目的も。
住宅地側は、オオシマザクラ・サザンカ・アジサイなど季節の花を楽しめるものや、ケヤキのように鳥が好む樹木を中心に構成されています。
一方工場側は、公害や潮風に対する強さを考慮。ダブノキ・ヤマモモ・カクレミノなどが植えられ、年間通して深い緑に覆われます。また緑地内の至るところに休憩所も設けられているので、ゆったりとした散策に最適な緑地帯です。
所在地:神奈川県横浜市金沢区並木3 ほか

日比谷花壇大船フラワーセンターつばき園のサザンカ

日本には太平洋側に「やぶつばき」、東北地方の山岳地帯に「ゆきつばき」があり、この二つが親となって現在の多様な園芸品種が生まれてきたと考えられています。
当園のつばき園には、在来種250種、肥後種30種、外国種50種が保存されています。見ごろは10月から12月です。

南郷上ノ山公園のサザンカ

葉山、逗子の住民に広く利用されている、運動施設の整った総合公園です。四方を山に囲まれた緑豊かな公園です。公園内には芝生の丘と周回する散策路があり、そこから山に続く道を登れば、尾根づたいに「果実と野鳥の森」と呼ばれる遊歩道があり、公園を見下ろしています。
公園内は「野球場」「テニスコート」「多目的グランド」があり、スポーツも楽しむことができます。(運動施設は要予約・有料)
施 設:1.多目的グランド 2.野球場 3.テニスコート(人口芝型6面) 4.果実と野鳥の森(広場4箇所) 5.ドッグヤード 6.公園管理事務所

こどもの国つばきの森

こどもの国くには敷地面積:約100万平方メートル、多摩丘陵の東に位置いちしています。雑木林の自然をベースとし、桜や梅、椿、モミジなどが植栽され、四季の移ろいを楽しめるとともに、数え切きれない種類の昆虫、植物、野鳥などが見みられます。
「つばきの森」は昭和47年(1972年)に、安達式挿花創始者・安達潮花氏の椿コレクションを(株)資生堂が創立100周年記念事業で買い取り、こどもの国に寄贈して誕生しました。サザンカも含めて、現在約600種、7,000本あり、愛好家の間でも椿の名所として知られています。秋から春まで次々に咲きますが、3月から4月にかけて最も多くの品種が咲き競います。

氷室椿庭園

氷室椿庭園は三井不動産の元副社長である氷室 捷爾さん・花子さん夫妻の庭園をご遺族が茅ヶ崎市に寄贈したもので、平成3年10月に開園しました。
広さ約2,800平方メートルという広い庭園には、椿や松など1,300本におよぶ庭木類が植えられています。
なかでも椿は約250種類もあり、多くの方は初めて見る椿に出会えるはずです。
特におすすめは「氷室雪月花」白や淡桃色の地に紅色の絞りが入った美しい品種です。

国営昭和記念公園

国営昭和記念公園は、昭和天皇陛下御在位五十年記念事業の一環として、国が設置した国営公園で、総面積は180haに及びます。現在、約9割の163haが一般に開園されています。本公園は、「緑の回復と人間性の向上」をテーマとして、豊かな緑につつまれた広い公共空間と文化的内容を備えた公園とすることを建設の目標としており、その規模・内容はわが国はもとより、国際的にも有数な公園となるものと期待されています。
オトメツバキは、カナール噴水の園路沿いや第2サークルの近くに咲いています。寒椿は、花木園や日本庭園に咲いています。
サザンカは、わんぱく遊具周辺・子供の森・日本庭園などで咲いています。

     
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