十二所果樹園の梅
十二所(じゅうにそ)果樹園は総面積50,350u、鎌倉市東部にある鎌倉霊園の南側に広がる果樹園です。
十二所果樹園には、JR線鎌倉駅又は京急線金沢八景駅下車し、京急バスで十二所神社バス停。神社反対側の朝比奈切通し方向の道へ進むと、約10分程で朝比奈切通しに着きます。十二所果樹園には、更に山道を15〜20分程坂道を登ると(途中、工事資材置き場等有)果樹園のゲートがあります。ゲートを過ぎ、暫く登ると園内中央に出ます。園内通路を中央に、左右斜面(東と西)の斜面に梅約400本、栗約200本、柚約40本が植えられていて、梅の木の本数では鎌倉一をほこり、花の時期は白梅の名所としても知られています。また、収穫された無農薬の梅の実は即売されるほか、鎌倉梅ワインの材料にも使われているそうです。
この十二所果樹園は、鎌倉風致保存会が維持・管理しています。鎌倉風致保存会は、果樹園の大切な緑地を守るために、昭和59年と昭和63年にそれぞれ1.9haを賃借し、果樹園の手入れに協力してきました。そして、平成18年1月には果樹園全体を買い上げ、会員や市民の皆様のボランティア活動によって剪定や下草刈りなどを行い、果樹園の維持・管理につとめています。

十二所果樹園の閉鎖について
十二所果樹園を閉鎖しています
令和元年9月3日〜4日の大雨及び、9月8日〜9日の台風15号により、朝夷奈切通入口から十二所果樹園門扉に至る道路、そして十二所果樹園内において、数か所の崖崩れ、倒木や落石等が発生しており、大変危険な状況です。
そのため、十二所果樹園内の通り抜けを禁止し、門を閉鎖しました。更なる崖崩れ、倒木や落石等が発生する可能性が高く、通行は危険です。どうぞご理解の程、よろしくお願いいたします。
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