県立四季の森公園は森のような公園、いや森そのものといった方が適切かも知れません。横浜市の北西部にあり、豊かな自然林と谷戸を流れる豊富な湧き水を有しています。 都市化が進み、緑が失われていく中で、この公園は「横浜の四季」を感じることができる貴重な憩いの場となっています。そもそもこの土地は、神奈川県が住宅建設用地として取得した土地だったが、貴重な自然林と湧水が着目されて、県民の緑の拠点として転用しました。横浜の市街地にありながら、里山の風景が残り、豊かな自然に恵まれ、一年を通して四季が楽しめる、平成2年に全面開園した風致公園です。面積:45.3ヘクタール、主な施設は、:ビジターセンター、自然観察園路、あし原湿原、ピクニック広場、ちびっこ広場、花木園、ショウブ園、じゃぶじゃぶ池、紅葉の森、噴水、展望台、野外ステージ、ジャンボすべり台。
ヤマユリは、里山を中心に約300株が自生しています。神奈川県の県花にもなっているヤマユリは、日本特産の球根植物です。開花時期は6月から7月。甘い香りのする大きな花をつけます。ユリという名前の由来は、茎が細く花が大きいために、風が吹いたら「ゆれて」しまうからだと言われています。
2018年7月5日現在のヤマユリの開花状況は、気の早いヤマユリが咲き始めましたが、本格的な開花はもう少し先のようです。
尚、開花中の植物は、ヤマユリ、ナツツバキ、ネムノキ、アキノタムラソウ、タチアオイ、コウホネ、オカトラノオ、ホタルブクロ、ヘメロカリス、ヤブカンゾウ、ビヨウヤナギ、アメリカノウゼンカヅラ、ノウゼンカズラ、イヌゴマ、ヒヨドリバナ、アガパンサス、アフリカハマユウ、ヌスビトハギなど。
所在地:神奈川県横浜市緑区寺山町291(公園管理事務所 午前8時30分〜午後5時30分)
行き方:JR横浜線 中山駅南口より、四季の森プロムナード 徒歩15分。
    :相鉄線「鶴ヶ峰駅」バスターミナルから、「西ひかりが丘団地」行バス終点下車、徒歩5分
駐車場:平日無料(1月4日〜12月28日の土日祝日は有料)普通車:520円 駐車場は南口にあります。※北口や他の入口にはありません。
 
画像撮影日:2018年7月5日

         
 
神奈川県立四季の森公園に咲くヤマユリとヤブカンゾウ
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