花のまめ知識(ダリア)
 ダリアキク科ダリア属(Dahlia)・・・花期5~6月(1番花)、9~11月(2番花) 草丈・・・30cm~2m程度 

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ダリアは花びらが重なって咲く見事な万重咲きが特徴。
品種改良が行なわれ、花の咲き方などで1万以上もの品種があります。
アメリカ・ダリア・ソサエティはダリアの花容を16に分類しています。

バラ、チューリップに続き、青や緑の縹色はないが最もバラエティに富んだ縹色をもつ植物です。
暑さには弱く、標高の高い地域や日本では東北地方、北海道や高冷地のほうが、色鮮やかなよい花を咲かせます。

ダリアはかつて有毒とされていたがこれは誤りでキクイモと同様に塊根には多糖類のイヌリンが含まれ、食べなれない人が大量に食べると腸内の発酵で生じたガスにより、腹部の膨満を来たすおそれがあります。


ダリアの名所については左記のボタン「花種毎の花の名所」
又はダリアの画像よりご覧ください。
  花色 
 赤、オレンジ、ピンク、白、黄色、紫、複色、覆輪など、鮮やかな色彩です。
誕生花 6月5日、7月29日、9月15日
 花言葉 「移り気」「華麗」「優雅」「威厳」「不安定」。
「移り気」「不安定」は、ダリアの花がフランス革命後の不安定な情勢の中で流行したことに由来します。

その他に皇帝ダリアは「乙女の純潔」「乙女の真心」「優雅」「華麗」この花言葉で連想するように、淡いピンクの色を付けた優しい花です。

 シンボルフラワー なし
栽培方法 球根栽培 塊根を春に植えて育てる。球根は乾燥防止のためにラッカーが塗られているものがあるが、そのまま植えて良い。球根は「いも」の先に茎の一部がついていて、茎に芽があるので、その部分を上にして植え付け、10cmくらい土がかぶるように植え付けます。
茎が弱く、倒れやすいので、植え付けの時には必ず支柱を立てて下さい。
株間は、中輪の切り花用やポンポン咲きなどで30cm、大輪種では50cm以上必要です。
 実生栽培 すべて実生で栽培でき、まいた年に花が咲く。矮性の一重または半八重の品種は、日本国内でもタネが売られています。
イギリスやドイツなどでは、大輪のデコラ咲きやカクタス咲きのタネも売られているが、花色が美しく、重ねの厚いものはなかなか出てこないです。
ソメイヨシノが散り果てた頃にタネをまき、5mmほど覆土すると1週間くらいで発芽します。
一度ポットなどに上げ、矮性種は15cmくらいの間隔に定植するか、6寸鉢に3本植える。あとは球根のものと同じように育てます。
アメリカ・ダリア・ソサエティがダリアの花容16 
フォーマル・ディコラティブ(幅広い花弁の万重咲き)
インフォーマル・ディコラティブ(花弁に変化のある万重咲き)
ストレート・カクタス(細花弁の万重咲き)
インカーブド・カクタス(細花弁が内側に彎曲したもの)
セミ・カクタス(ディコラティブとカクタスの中間)
ポンポン(管状の花弁が球状に万重咲きになったもので大きさが5cm程度)
ミニチュア・ボール(5から9cmほどのポンポン咲き)
ボール(9cm以上のポンポン咲き)   
アネモネ(丁字咲きのキクに似た花)
10 シングル(一重咲き)
11 オーキッド(一重で花弁が細く丸まったもの)
12 コラレット(花弁のもとに副花弁があるもの)
13 ピオニー(半八重咲き)
14  ウォーターリリー(スイレンに似た花)
15 フリルド(花弁の先がレース状になったもの)
16  ノベルティダリア(それ以外のもの)  
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