砂押川プロムナードとは、神奈川県鎌倉市の大船地域に流れる砂押川の横に作られたプロムナード(散歩道)です。
砂押川プロームナードの下流部分は、一般車両の通行は禁止。人と自転車が行き来できる散歩道となっています。
散歩道には、昭和11年1月15日、松竹撮影所は蒲田から大船へ移転しました。撮影所の移転を記念して植樹された1200本のソメイヨシノのうち約110本の桜が砂押川の両岸に名残をとどめています。
以来、約80年地域の人に愛され、思われ、貴重な水と緑のうるおい空間として位置づけられています。
「桜が衰弱している、何とかできないか」、「桜並木を存続させたい」との地域からの声をきっかけとして、平成19年(2007)に、地域ぐるみで桜並木を守ろうという主旨のもと、地域のボランティア団体として「砂押川プロムナード桜愛護会」を発足させました。
鎌倉市も民間企業の協力を得て歩行者プロムナードを整備し、地域の人々の通勤通学、散歩などに利用され、市街地の中の貴重な憩いの空間が出来ました。
植えられている桜は「ソメイヨシノ」、「カンザン」、早咲きの「玉縄桜」、「寒緋桜」などがあり、大船の桜の名所にもなっています。
尚、砂押川プロムナード桜愛護会は、毎年3月最終日曜日に「砂押川沿いさくら祭り」を開催しています。
会場は、岩瀬こい公園(岩瀬1の5・イトーヨーカドー大船店北側)午前10時30分から午後3時迄(雨天は翌週に延期)
下の画像の八重桜(品種名:かんざん)は、ソメイヨシノの花が散った後に開花して、10日後位に満開を迎えます。
2021年度の桜は、例年より開花が早く、満開になるのも非常に速い年になりましたので下の画像撮影日は参考にしないで下さい。
 
画像撮影日:2021年4月6日

      
砂押川プロムナード桜並木(品種名:かんざん)
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