浄土宗・新善光寺は長野善光寺から阿弥陀様を招請し、鎌倉の名越に創建したものだそうです。後に室町時代に日顕上人により現在地に移築されたと言い伝えられています。鎌倉幕府を開いた源頼朝は1197年、長野の善光寺の再建慶讃に参詣した折り、善光寺如来のご分身を請来、これを北条時政が鎌倉名越の山荘に祀っていた。1年半後、頼朝が落馬により急死した。この死の原因を善光寺如来と結びつける声があったことから、時政の後を受けた名越朝時が一堂を建立、新善光寺と称したと伝えられている。
本堂は禅宗様式で、内陣が室町時代、外脇陣が江戸時代に建立されている。この内陣は、厨子、四脚門と共に県の重要文化財に指定されています。
天皇、皇后両陛下をはじめ秋篠宮殿下夫妻など、皇室の方々が御用邸に滞在中、子安の里からこの新善光寺にも散策の足を延ばされること
所在地:〒240-0115 神奈川県三浦郡葉山町上山口1368
行き方:JR横須賀線逗子駅から衣笠行きのバスで20分。滝ノ坂停留所下車
駐車場:あり ※駐車場はお寺の前に有る大きな観音像のある広場になります。
参拝時間:午後5時まで
画像撮影日:2019年4月18日
         
 
新善光寺のツツジ
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