画像撮影日:2006.05.30〜6.16
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肥後熊本藩主の細川斉護公が松平菖翁の花菖蒲のことを聞き付け、何度も請い頼み、やっとで苗を分けてもらいました。この時の条件が秘蔵するということで、「花菖蒲門外不出の鉄則」が生まれました。大正時代、横浜に移った人が苗を売った事で広く出回るようになりましたが、今でも門外不出の伝統は守られています。この地方は開花時期に雨が多く庭での観賞が難しかったため、鉢に植え室内での観賞方法に代わったと考えられています。武士道に通じるものとして、花の中心の雌しべを精神に見立て、その大きさと形を大事にしました。それに相応しいように、また横から観賞するため、花弁が垂れたものへとなっていきました。
花菖蒲肥後系品種別画像
肥後系花菖蒲花種別画像集@

花は大輪で花弁は広く重くなり、ゆったりと垂れ豪華で洗練されている
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