画像撮影日:2020年10月2日
三溪園は、横浜市中区本牧三之谷にある広大な日本庭園です。
17.5haの敷地に、国の重要文化財建造物10件12棟、横浜市指定有形文化財建造物3棟を含め、17棟の日本建築が配置されています。
実業家で茶人の原富太郎(三渓)によって1906年(明治39)5月1日に公開されました。
東京湾を望む横浜の東南部・本牧に広がる広大な土地は、三溪の手により1902年(明治35)頃から造成が始められ、1914年(大正3)に外苑、1922年(大正11)に内苑が完成するに至りました。
三溪が存命中は、新進芸術家の育成と支援の場ともなり、前田青邨の「神輿振」、横山大観の「柳蔭」、下村観山の「弱法師」など近代日本画を代表する多くの作品が園内で生まれました。その後、戦災により大きな被害をうけ、1953年(昭和28年)、原家から横浜市に譲渡・寄贈されるのを機に、財団法人三溪園保勝会が設立され、復旧工事を実施し、2006年11月17日に国の名勝に指定されました。
行き方:JR京浜東北線根岸駅下車バス乗車、1番乗り場《市バス58・99・101系統》10分 本牧下車・徒歩10分 東急東横線元町中華街駅下車4番出口から山下町バス停へ《市バス8・148系統》約15分本牧三溪園前下車・徒歩5分
開園時間:9時00分から17時00分まで(入園は閉園の30分前まで)
休園日:12月29日、30日、31日
入園料:大人(高校生以上)700円・子供(小・中学生)200円
三渓園の彼岸花
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