かながわツツジの名所TOP
           皐月(サツキ)


サツキ(皐月、学名:Rhododendron indicum)はツツジ科ツツジ属に分類される植物で、山奥の岩肌などに自生しています。
また、盆栽などで親しまれています。
サツキツツジ(皐月躑躅)、映山紅(えいさんこう)などとも呼ばれており、他のツツジに比べ1ヶ月程度遅い5~6月頃、つまり旧暦の5月 (皐月) の頃に一斉に咲き揃うところからその名が付いたと言われています。
狭義では日本に自生するRhododendron indicumの和名であるが、そのR.indicumと近縁多種との交雑から生まれた園芸品種群の総称(Satuki Azalea hybrid)として用いられることもあります。
ほかのツツジ類と比べて花形や樹形についてはほとんど相違がないが、開花期が異なるために園芸的に区別されています。
関東以西と九州南部に分布し、南限の屋久島では多数の自生のサツキを見ることができます。
ツツジ類としては葉が固くて小さく、茎には這う性質が強い。本来は渓流沿いの岩の上に生育し、増水時に水をかぶっても引っかからないような低い姿勢で生育していたものと思われ、いわゆる渓流植物の特徴を備えています。
山間部の農村では、棚田の段差部の石垣に生えることもあり、草刈りにも強く、石垣の間に根を下ろし、背の低い群落を形成し、初夏に一面に咲いていたという。
水際に自生するだけに根が水に強く、加湿を嫌うツツジとは対照的である。

鎌倉・長谷寺

長谷寺は、鎌倉市にある浄土宗系統の単立寺院です。山号を海光山、院号を慈照院と称し、本尊は十一面観音、長谷観音と通称されています。
境内は、観音山の裾野に広がる下境内と、その中腹に切り開かれた上境内の二つ、入山口でもある下境内は、妙智池と放生池の2つの池が配され、その周囲を散策できる回遊式庭園となっています。また、その周辺にとどまらず、境内全域は四季折々の花木に彩られ、通年花の絶えることのないその様相は、「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれています。



鎌倉・海蔵寺

海蔵寺(かいぞうじ)は、神奈川県鎌倉市扇ガ谷にある臨済宗建長寺派の寺院。山号は扇谷山(せんこくざん)。本尊は薬師如来。
建長5年(1253年)に宗尊親王の命により藤原仲能が創建し、鎌倉幕府滅亡時に焼失、応永元年(1394年)に上杉氏定の開基、心昭空外を開山として再興されたと伝えられています。
1年を通してさまざまな花の景色を楽しむことができ、鎌倉の歴史を感じるスポットとして見どころが多く点在しています。
子供から大人まで楽しむことができ、常に手入れの行き届いた花の寺です。
海蔵寺の御朱印は約6種類あり、境内でもらうことができます。南無瑠璃光如来の御朱印、鎌倉十三仏七番の御朱印、東国花の寺百ヶ寺の御朱印などあります。
 

浄土宗大本山 光明寺

光明寺(こうみょうじ)は、神奈川県鎌倉市材木座にある浄土宗の寺院で、寺格は大本山。山号を天照山と称します。本尊は阿弥陀如来。浄土宗大本山の格式にふさわしく、鎌倉有数の大伽藍を誇る。この寺の創建は鎌倉時代の寛元元年(1243)です。開基は鎌倉幕府第四代執権・北条経時です。開山は浄土宗の第三祖の良忠。光明寺は鎌倉には比較的少ない浄土宗の寺で元関東総本山で、第五代執権・北条時頼以降も歴代執権の帰依を受け、七堂伽藍を整えた大寺院に発展し、念仏道場の中心となりました。江戸時代も徳川家康や家綱の擁護を受け、学問と修業の中心として栄えた。また皇室との関係も深く、後花園天皇からは山門にある「天照山」の掲額を、後土御門天皇からは、関東における念仏修業根本道場として「関東総本山」の称号を受け、国と国民の平和を祈る「勅願所」となりました。
サツキは、本堂南側に「三尊五祖の石庭」に咲いています。


稲荷山浄妙寺

浄妙寺(じょうみょうじ)は、神奈川県鎌倉市にある臨済宗建長寺派の仏教寺院です。山号は稲荷山(とうかさん)。詳名は稲荷山浄妙広利禅寺と言います。
本尊は釈迦如来。開基(創立者)は足利義兼、開山(初代住持)は退耕行勇。鎌倉五山の第五位。鎌倉三十三観音第9番。鎌倉五山の第五位の寺院として、かつては広大な寺地を有し、23箇院の塔頭を有していたそうです。
現在でも付近一帯の地名を「浄明寺」といい(地名は「妙」の代わりに「明」字を用いる)、住宅団地名にも使用されるなど、その名残を残しています。寺には婦人病に霊験のある神とされる淡島明神立像を安置することから、婦人病の祈願所とされています。
境内墓地には足利貞氏の墓とされる宝篋印塔があります。
皐月(サツキ)は、境内と喜泉庵の枯山水庭園に咲いています。
尚、境内は国の史跡に指定されています。境内は梅、つばき、ぼたん、サルスベリ、いちょう、紅葉などの名所として知られています。


日比谷花壇大船フラワーセンター

神奈川県立大船フラワーセンターは、神奈川県内の観賞植物の生産を振興するため、昭和37年に神奈川県農業試験場の跡地に開設されました。既に大正年代から、この地で改良・育成されたしゃくやく、はなしょうぶなどを中心に、国の内外から収集した優れた観賞植物を栽培・展示しています。
サツキ(皐月)はツツジ科ツツジ属に分類される植物で、山奥の岩肌などに自生しています。
サツキツツジ(皐月躑躅)、映山紅(えいさんこう)などとも呼ばれており、江戸中期にツツジのブームがあり、数多くの園芸品種が作出されました。これらをおおまかに区別するために、4月から5月中旬に開花するものを「つつじ」、5月下旬から6月上旬に開花するものを「さつき」と呼び始めました。
「さつき」のほとんどは遅咲きの野生のサツキ(ロードデンドロン・インディカム)を改良したものなので、「さつき」イコール「サツキ」、またはその園芸品種という概念ができました。
サツキ(皐月)は、和風庭園「吹合の庭」とロックガーデン横に咲いています。


 環境活動支援センター(横浜市児童遊園地)のサツキ

環境活動支援センターは、横浜のほぼ中央に位置し、児童遊園地・こども植物園などと一体となった緑豊かな環境の中にあります。昭和46年に横浜市緑化センターとして発足し、当初は農業技術・緑化技術指導を主な業務とし、市民の皆様にも親しまれてまいりました。その後、平成12年4月からは、隣接する横浜市こども植物園を含め、「農と緑のふれあいセンター」に、名称を改めました。
そして、平成17年4月の局再編により、業務の見直しを行い、現在の「環境活動支援センター」となりました。樹林、公園、農業の分野での人材育成を中心に、市民の環境活動を支援する事業を進めています。園内は、緑豊かな散歩コースとして親しまれており、ハーブガーデンや各種講座を開設しています。
サツキは、広い園内(4,000m2)に、ツツジなどと一緒に植えられています。毎年5月下旬頃に咲きます。
 

横浜市子ども植物園

横浜市こども植物園は横浜市南区六ッ川3丁目に、昭和54年6月23日、国際児童年を記念して開園した広さ約3.0ha(うち、公開面積2.6ha)の公園です。こどもたちに、①植物を題材とした自然史博物館的施設として、収集・保存、育成・展示し、利用者に鑑賞機会を提供する ②こどもが植物をとおして自然にふれ、緑を守り・育てる心を育む ③指導型植物園として、こどもを対象に普及啓発的活動をとおして教育する。以上の3点を目的に設置されています。園内は、花壇・バラ園、野草園、くだもの園、竹園、花木園、生垣園、薬草園などが整備され、中には、ニュートンのリンゴの木、メンデルのブドウをはじめ珍しい品種が数多く集められています。また、園内28ヶ所に植物クイズパネルが設置され、楽しみながら植物について学ぶこともできます。
尚、サツキの本数は少ないので、サツキ目当てで行くとガッカリします。


湯河原星ヶ山公園さつきの郷

標高814メートルにある広々とした草原の公園です。
湯河原町と真鶴町の境にある星ヶ山の山頂に近い、白銀林道を進んだところにあります。
園内の「さつきの郷」では50.000株のさつきが植栽され、6月上旬から中旬に見頃を迎えます。
展望広場からは紺碧の海、新緑の山麓、色どり豊かに咲く花の景色が広がります。
恋人たちが愛を誓い合う、遠く離れた大事な人を思い出す、友人と楽しく語りあったあの頃を想い帰す、といった意味をこめた高さ3メートルのスウィングベル「友逢の鐘」があり、美しい音が響き渡ります。


            
 
inserted by FC2 system